マイナビ転職とリクナビNEXTで求人募集した結果を比較


人事担当者の方は、新卒社員の入社から新人研修と慌ただしさがそろそろ一段落したところでしょうか?!

中途採用の活動が一旦ストップしていた企業もいるかと思いますが、ゴールデンウィークが明け転職が活発になる6月の時期も近づいておりますので、中途採用の準備を始めてみてはいかがでしょうか?

少し前のお話しになりますが、弊社では中途採用が活発になる2月に営業職の採用活動を行いました。勤務地は長野県の長野市・松本市・上田市と3拠点同時募集です。

今回はマイナビ転職とリクナビNEXTにも掲載してみましたので、それぞれ媒体の料金や掲載した反響などを比較してみたいと思います。中途採用をお考えの企業の方は今後の参考にして頂ければ幸いです。

なぜマイナビ転職とリクナビNEXTを利用するのか?

弊社も人材サービスを営んでいる企業ですので、もちろん自社求人サイトを活用して採用することも同時に行っております。

ではなぜ他社の求人サイトをあえて利用するのか?

それは「いつまでに採用をしたいか?」「どのような人材を採用したいか?」この2つの問いがマイナビ転職とリクナビNEXTを利用するに至った理由になります。

いつまでに採用をしたいか?

採用期限を決めていなく、常時募集をしていて良い人材が来たら採用する。これも一つの採用手法であり、どちらかと言えば余裕を持って採用をすることが出来ます。

ただそうではなく、プロジェクトや構想は決まったのですぐに実行したい。急な欠員が出てしまった。など採用計画で期限が決まっている場合「いかに早く採用ができるか」が重要となります。

早く採用をしたいとき、ハローワークで無料募集を行うだけではなく、求人サイトや新聞などの求人広告、人材紹介会社や人材派遣会社から紹介をしてもらうなど、”有料” つまりお金が掛かっても構わないので、希望する人材を早く採用するために利用します。

なぜなら早く採用をすることがプロジェクトの成功に繋がり、採用で掛かった費用よりも会社として利益をあげることができるからです。

そのため求人募集をする際「いつまでに採用をしたいか?」は非常に重要な要素となり、経営者を含め共通認識として持っている必要があります。

どのような人材を採用したいか?

まず求人募集をするとき、自社が求める人物像を明確にします。それぞれ求人媒体や人材会社により、得意とする分野があり集客できる人材が異なりますので、自社が求める人材が集客できそうな採用手法を選ぶことが重要となります。

例えば、製造業を営んでおり設計の技術者の求人募集を行いたい。しかも競業の大手企業で10年以上の経験を積んだミドル層の人材が欲しいなど、採用したい人物像が明確に決まっているほど、利用するサービスも絞り込みやすくなります。

やはり専門性が高い人材を採用したい場合、掲載費用や紹介手数料も高額となるサービスが多いです。だからこそ採用したい人物像を明確にし、実際の費用対効果をみて改善を繰り返し、無駄を極力減らしていくことが必要になります。

マイナビ転職とリクナビNEXTのデータ比較

それではマイナビ転職とリクナビNEXTの会員数やユーザーの希望条件など、全国データではなく長野県のみに絞り込みした情報を比較してみます。

会員数と希望職種

会員数(長野県)
マイナビ転職:7,500名
リクナビNEXT:25,000名

年齢層(長野県)
マイナビ転職:34歳以下66%、35歳以上34%
リクナビNEXT:34歳以下48%、35歳以上52%

営業職の経験と希望の割合
マイナビ転職:経験18%、希望15%
リクナビNEXT:経験15%、希望9%

各社営業の方の説明を聞いた特徴は下記4つになります。

  • 年齢層はマイナビ転職が若年層に強く、リクナビNEXTはミドル層に強い。
  • どちらの媒体も会員の経験職種は、「営業職」「販売・サービス」「管理・事務系」の3つの割合が多い。
  • マイナビ転職は未経験に近い若年者層からの応募も多く、中小企業の求人の反響も出やすい。
  • リクナビNEXTは大手企業の案件に強く、技術者などスキルが高い求人の反響も出やすい。

実際の掲載料金とオススメの掲載時期は?

掲載料金(4週間)
マイナビ転職:25万円、スカウト30通、特集欄に掲載
掲載期間:2017/01/24~2017/02/27(当初の掲載期間を延長して頂いたトータルの掲載期間です)

リクナビNEXT:26万円、スカウト200通
掲載期間:2017/01/27~2017/03/09(当初の掲載期間を延長して頂いたトータルの掲載期間です)

※両社とも特別料金や割引をしてもらい、写真がついた二番目に安いプランで依頼(一番安いプランだと写真もなく反響が少ないとのこと)

※掲載職種や掲載時期により料金も異なるようなので、詳細の料金は直接マイナビやリクナビにお問合せしてみてください。

オススメの掲載時期は?

マイナビ転職とリクナビNEXTに限らず、一般的に中途採用の転職希望者が活発になると言われる時期は次の月になります。

求人応募の反響が良い時期
2月、6月、9月~10月
理由としては、ボーナスをもらった後に転職したい、長期連休の後で心機一転、新卒が落ち着いた時期などです。

求人応募の反響が悪い時期
12月、4月、8月
理由としては、年末年始で動きが少ない、新卒採用が忙しいため中途採用は動きが少ないなどです。

ただ反響が良い時期は求人を掲載する企業も多く、競合他社も求人募集を行うかもしれません。
反響が良くなる少し前から掲載を開始し、良い人材を先に確保するのも一つの手です。

実際の応募数は?応募者の詳細は?

それでは、応募数、書類選考通過数、面接選考数、採用数などを比較します。

マイナビ転職:応募数18名、書類選考数16名、面接選考数5名、採用数0名
応募者の詳細:平均年齢27歳、男性10名・女性8名、職歴経験社数3社、営業職経験者4名

リクナビNEXT:応募数17名、書類選考数1名、面接選考数1名、採用数0名
応募者の詳細:平均年齢32歳、男性15名・女性2名、職歴経験社数2.6社、営業職経験者11名

まとめ

マイナビ転職とリクナビNEXTは、どちらも日本最大級の転職サイトであり長野県でもある程度の会員数がおり、応募の反響は多く感じました。

ただ今回は弊社の営業職の求人募集で比較しましたので、製造業の設計・技術職や財務のオフィスワークなど職種や業種により反響も違ってくるかと思います。

一概にどちらの媒体のほうが良いという訳ではなく、どのような求人募集なのか?どのような人をいつまでに採用したいのか?により採用戦略は変わってきます。

また何となくという勘で求人募集を行わないように様々なデータを収集することが大事です。景気など求人市場により変化はありますが、毎回データを集めることで採用の無駄を省き確率をあげていくことが出来ます。

中途採用のアドバイスが欲しいと思う企業の方は、弊社の採用支援サービスの利用を検討して頂ければと思います。採用ができるまで一切料金が掛かりませんので、求人広告費の掛け捨てのリスクはありません。

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この記事を書いた人

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小林誠司

ヒューマンインデックスを創業、代表取締役/1982年生まれ、長野県上田市で生まれ育ち→上京→Uターン起業/正社員の転職支援・人材派遣・求人サイト運営など長野県に特化し人材業を15年/コネもお金もノウハウもなしのゼロからスタート/変化する個人と組織の関係をあれこれ考え中/趣味はキャンプ、アウトドア、漫画、お酒、娘と遊ぶこと



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