就職活動:業界を研究する

就職活動をする際には、業界を研究することが大切になります。

しかし、初めて業界を研究する際には、どのような方法がいいか分からないでしょう。
ここでは、就職活動をする際に業界を研究するコツについてご紹介しましょう。
なお、ここでご紹介する業界を研究する方法は、全てのケースに当てはまるものではないため、基本的に参考にする程度にしましょう。

業界研究

自己分析を行うために、できるだけ多くの人に面会する

就職活動をする際には、自分自身についての研究がまずは必要になってきます。
そのためには、できるだけいろいろな人に面会しましょう。
例えば、大学の先生、学校の友達、学校の先輩などに、自分自身についてのイメージをそれぞれ確認してみましょう。
つまり、他己分析というものが必要になります。
案外と自分自身のことについては知らないものです。
イメージの客観的なものを大事にして、自己分析をそこから練っていきましょう。 
例えば、飲み会を友達などとする際に、20個ほどお互いのいいところを上げてみましょう。
最もいいのは、4人程度の飲み会の際でしょう。
このような他己分析を行うことによって、それまで分からなかった自分自身を把握することができるようになります。
その結果、だんだんと、自分に適した仕事の仕方や、自分が仕事をしやすい環境が見えてくるようになります。
また、先輩で社会人として仕事をしている人などから、学生の時と社会人として仕事をしている時のイメージの違いについて確認するといいでしょう。
それまで仕事をした経験がない学生の場合には、社会人の世界は分からないでしょう。
初めて仕事をすることを経験した際、心境はどのような感じであったか、経験としてどのようなものをしたか、近くの先輩に確認してみましょう。
おそらく、仕事をしている業界・企業の規模などによって、話の内容も違っているため、非常に参考になるでしょう。

電話を会社の人事部にかけてみる

多くの知人に面会することによって、新しい自分自身の一面がだんだんと見えてきたでしょう。
しかし、勝負はこれからです。
ここでは、志望先をテレビ業界からベンチャー業界に変えた人のケースについてご紹介しましょう。
正直言って、どのような会社を選択するといいか全く分かりませんでした。
非常に多くあるベンチャー業界の会社の中で、どのような会社が自分に適しているのだろうか、というように迷っているうちに、自分は会社に記載されていた人事部の電話番号に電話をかけました。
すでにその会社は選考を終了していましたが、話をしているうちに個別に面会してくれるようになりました。
面会して話を聞いた結果、ベンチャー業界で仕事をすることの大変さや喜びを把握することができました。
それからは、興味がある会社があると、電話をすぐに人事部にかけて、連絡先を聞いて直接面会してもらうようにしました。
トータルで20社ほどの会社の人事部に電話をかけたうち、直接16社の会社の人事部の人に面会することができました。
雇用難と言われている現在、学生から応募してもらうのは会社にとっては思っていた以上に嬉しいものであると感じました。

人材紹介会社のセミナーにできるだけ多く参加する

もしかすると、最も手っ取り早いのは、人材紹介会社のセミナーにできるだけ多く参加することかもしれません。
現在、内定を翌年の1月、2月までに行うような会社は、相当数あります。
これは経済団体の連盟に加入していない会社に限定されますが、学生の優秀層のものを基本的に希望しています。 
つまり、内定を早期にもらう学生は、大手の優秀層が多い会社の内定ももらうことができます。
そのため、学生によっては、10社も内定をもらうような人もいます。
また、このような動きに追いついていけない学生の場合は、内定を年末になってももらえないこともありえます。
つまり、学生の一部の人が内定をもらうようなケースが多くなってきています。
このようにならないように、早期で新卒の選考を行っているような会社が集合するセミナーには必ず参加しましょう。
就職活動のイベントの中には、平日はほとんど毎日開催しているようなものもあります。
当然ですが、学生の場合は無料で参加することができるため、時間がとれる日に参加して、多くの社会人と面会しましょう。
ここでご紹介したことは、就職活動の参考に少しはなったのではないでしょうか。
自分で考えているのみでは、全く就職活動は進みません。
自分にはどのようなものが適しているか、どこで仕事をするといいか分からない、というような場合には、自分の友達やゼミの先生に助けてもらいましょう。
就職活動というのは、確かに一人の戦いですが、一人のみで行動しても成功しません。
上手く周りの人と協力してもらって、目標に向かって努力しましょう。
なお、就職活動においては、積極性と行動量がやはり大切でしょう。
この2つをクリヤーすると、必ず就職活動は成功するでしょう。

参考:異業種への転職は何歳まで?転職を失敗しないコツと狙い目の業界
参考:「大手企業からベンチャー企業に転職するのはアリ?メリットや注意点を紹介|coachee

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