ワーケーションとは?温泉も楽しめる長野市でのワーケーションをオススメする理由を解説!【施設紹介】


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働き方改革の推進や新型コロナウイルス感染症の影響など、めまぐるしい変化が続く昨今。テレワークやワーケーションなどの働き方は、すっかり現代に溶け込んできました。

とはいえITインフラの整備が追いつかない、テレワークに移行していないなどの理由から、ワーケーションを導入できていない企業は多いのが現状です。

ワーケーションは、従業員だけでなく企業にもメリットのある働き方といえます。長野県でワーケーションを検討している企業担当者や、ワーケーションに興味がある会社員、個人事業主の方は、本記事を通してワーケーションの理解をぜひ深めましょう。

今回はワーケーションを行なう3つのメリットと、滞在先に長野市をオススメする理由を解説します。

ワーケーションとは


観光庁によると、ワーケーションとは通常の職場と異なる環境で、余暇を楽しみながら働くことを意味します。

リモートワークが普及するにつれ、パソコン作業のできる環境さえあれば仕事ができる企業も増えてきました。それにともない、自宅以外の場所で仕事をする文化が生まれ、働き方は多様化しています。ワーケーションはこうした新しい働き方の一つとして、近年注目を浴びています。

観光庁の調査によれば、ワーケーションの導入率は2020年から2021年にかけて増加傾向にあり、2021年時点でワーケーションの導入を検討する企業は12.7%でした。

「ワーク」+「バケーション」=「ワーケーション」

ワーケーションとは、「ワーク(働く)」と「バケーション(休暇)」を合わせた造語です。

観光地などで働くことを総称して「ワーケーション」と呼びますが、ワーケーションには大きく分けて「業務型」と「休暇型」があり、それぞれ趣旨が異なります。旅行先で仕事をすることだけがワーケーションではない点を、理解しておきましょう。

業務型

業績向上や課題解決を目的に実施する、ワーケーション形態です。業務型のなかには「地方で働くことが目的のワーケーション」や「移住・定住を前提としたワーケーション」があります。

地方で働くワーケーションは、都市部から地方へと環境を変えることで業務成果の向上を目指せるというもの。シェアオフィスや合宿などで業務を遂行し、地域交流も図れます。企業や個人など従業員の規模を問わず導入できるでしょう。

移住・定住が前提のワーケーションは、地方での生活や二地域居住、定住を希望する方に適したワーケーションです。基本的には地方で働くワーケーションと変わりありませんが、企業や団体での導入は難しい面もあります。

休暇型

休暇取得を前提としたワーケーションです。福利厚生型とも呼ばれ、有給休暇を利用しながら観光地などでテレワークを行ないます。休暇型は平日を含めた長期休暇取得が可能で、個人に適したタイプです。長期休暇が取れない個人事業主や、就業日数が不規則な個人などはメリットを得やすいでしょう。

ワーケーションを行なうメリット

そもそもリモートワークは企業側、働く側ともに多くのメリットがある働き方です。すでにリモートワークを導入している方にとって、ワーケーションはどのようなメリットがあるのでしょうか。

生産性の向上

働く場所を変えるとポジティブな刺激が加わり、新しいアイデアが生まれたり作業のパフォーマンスが上がったりします。普段会社に出勤している方もリモートワークの方も、滞在先で仕事とプライベートをしっかり切り替えることで、生産性の向上を図れるでしょう。

気持ちのリフレッシュ

仕事が忙しく思うように休みを取れない人にとって、ワーケーションは気持ちのリフレッシュに役立ちます。ワーケーションを活用できれば気分を入れ替えて業務に取りかかれ、勤務終了後はそのまま観光地を楽しむことも可能です。

観光庁の調査でも、ワーケーションに求められるものの1位に「リフレッシュ効果」がランクイン。働く人の多くが、気持ちのリフレッシュを必要としている現状が読み取れます。

ワークライフバランスの推進

ワーケーションは、ワークライフバランスを整えるうえでも有効活用できる働き方です。ワークライフバランスとは仕事と生活の調和を意味し、政府でも推進や各種プロジェクトが掲げられています。

個人なら仕事と休暇の切り替えを自発的に行なえ、従業員なら有給休暇を前向きな気持ちで消化できるでしょう。精神面・肉体面ともに充実させやすいのがワーケーションの魅力で、これにより家庭生活や地域交流を深めることにもつながります。

長野県独自のワーケーション「信州リゾートテレワーク」

信州リゾートテレワーク
全国の地方自治体がモデルとなって、各地ではワーケーションが推進されています。

なかでも長野県は、コロナ禍前からワーケーションを推進してきた先駆け的存在です。長野県が推進する「信州リゾートテレワーク」は人口拡大や地域経済の活性化、地域課題の解決に向けて、2018年から提案され始めました。

2021年には40ヵ所以上のコワーキングスペースが稼働し、ワーケーションに適した環境が続々と整備されています。

現在は長野県34地域でテレワークの受け入れ体制が整えられ、エリアごとに個性豊かなリゾートテレワークを提案。「移住したい都道府県ランキング」では常に上位になり、県内で楽しめるコンテンツの多くは全国トップクラス(※)の規模だといわれています。

※日帰り温泉数:日本一
※ワイナリー数:全国2位
※日本酒 酒蔵数:全国2位

信州リゾートテレワークで実際に行なわれた実証実験では、従業員の創造性や精神衛生に一定の効果が見られる結果となりました。

<長野県でワーケーションできる地域(例)>
白馬村、長野市、信濃町、飯綱町、飯山市、中野市、小諸市、軽井沢町、立科町、佐久市、安曇野市、松本市、塩尻市、辰野氏、岡谷市、諏訪市、原村、富士見町、木曽町、伊那市、飯田市、茅野市、駒ヶ根市、千曲市、小川村、小海町、池田町

<信州リゾートテレワークならではのコンテンツ(例)>
スノーアクティビティ、トレッキング、温泉、星空観察、山、文化・歴史、食、日本酒・ワイン

ワーケーションなら長野市がオススメな理由


長野県でワーケーションを実施するなら、多彩な魅力を持つ「長野市」を選んではいかがでしょうか。

長野市は人口が多く、交通アクセスに優れたエリアです。情緒あふれる街と豊かな自然が共存し、本格的な温泉施設も豊富。快適な環境で非日常のワーケーションが実現します。

ワーケーションに長野市をオススメする3つの理由を紹介します。

長野県で人口No1かつ交通アクセスが良い

長野市は長野県の県庁所在地であり、令和2年国勢調査結果によると人口は県内最多の37万2,760人です。

長野市は観光の拠点であり、特に長野駅周辺は信州の玄関口として開発も進められています。町村エリアと比べると商業施設やコワーキングスペースも豊富なため、自分たちの活動に適した拠点を見つけやすいでしょう。

また、東京から新幹線で最短1時間20分と、好アクセスなのも魅力的です。首都圏だけでなく中京圏からもアクセスしやすく、自家用車・高速バス・特急など豊富な交通手段が利用できます。

本格的な温泉施設が多数あるため日々の癒しにも

武田信玄の隠し湯で有名な「中尾山温泉松仙閣」、湯船にりんごが浮かぶ「豊野温泉りんごの湯」など、長野市には多数の温泉が存在します。仕事終わりに本格的な温泉を堪能して名物グルメを味わえば、心身ともにリフレッシュできるでしょう。

<長野市で食べられる名物グルメ>
信州そば、おやき、信州プレミアム牛肉、信州サーモン、野沢菜漬け、ジンギスカン、ワイン、地ビール、地酒 など

コワーキングスペースも複数ある

長野市は長野県の県庁所在地であり、駅周辺の開発も活発です。駅から近いカフェやコワーキングスペースが豊富にあり、リモートワークに適した環境が整備されています。郊外にはアクティビティを楽しめる自然スポットや、合宿に便利な旧校舎やキャンプ場なども点在。自分たちに合ったロケーション、プランのコワーキングスペースを探してみてください。

長野市でワーケーションを行なえるコワーキングスペースを紹介


長野市でワーケーションを行なえる、オススメのコワーキングスペースや施設を紹介します。

CREEKS COWORKING NAGANO

「CREEKS=小川」を意味し、小川のように働く人々が集い、広いネットワーク形成を目指すコワーキングスペースです。1F・2Fの2フロアからなり、Wi-Fi・電源が利用できるのはもちろん、1Fにはキッチン、2Fには会議室やフリースペースがあります。会社やチーム、個人での利用にオススメです。

営業時間:平日(月~金)10:00~20:00
休日:土曜、日曜、祝日
利用料:当日券1,100円~(17:00以降は500円~)
詳細URL:https://creeks-coworking.com/

アクセス:
・長野駅から徒歩13分
・長野駅から善光寺へ向けて表参道を北に約1km進み、左側

裾花峡天然温泉宿 うるおい館

日本百景の一つ、奥裾花(すそばな)渓谷の下流に広がる裾花峡を望む絶景の地に位置する「うるおい館」は、源泉100%掛け流しの天然温泉旅館です。長野駅や善光寺から車でわずか7分というアクセスの良さと、自然の豊かさを両立させた絶好のロケーションを誇ります。

当館の特色は、天然かけ流し温泉だけではなく、心身のリフレッシュに最適な施設内フィットネスジムも完備。さらに、Wi-Fiと電源を完備した作業スペースを提供し、快適なワーケーションをサポートします。また、快適なデスクと椅子、静かな環境を備えた個別の作業スペース。充分な照明と静寂な空間で、集中して作業に取り組めます。

営業時間:6:00〜23:00
休日:不定休(定期的に館内メンテナンス有)
利用料:16,000円〜
チェックイン:10:00〜
詳細URL:https://uruoi-work.studio.site/

アクセス方法:
・長野市内から車で約7分、または巡回バスで約15分
・車の場合は最寄りインターチェンジ[長野IC]より約30分

鬼土間 ONI-DOMA KINASA

里山風景に囲まれた鬼土間は、鬼無里中学校の旧校舎を活用した施設で、広い校舎や校庭を活かした交流体験やアクティビティが可能。校舎内はWi-Fi環境が整い、交流スペースではプロジェクターやスクリーン、マイクなどを利用できます。会社やチームでのワーケーション、セミナー、イベントなどにオススメです。

営業時間:9:00~17:00(予約制)
予約可能期間:2022年4月1日(金)~2022年12月28日(水)
利用料:モニター募集につき無料(要事前予約)
詳細URL:https://onidoma.net/

アクセス:
・長野駅から車約40分、または路線バス約60分
・【車】長野市街地から国道406号線を上り、トンネル13本先
・【バス】長野駅善光寺口7番乗り場「鬼無里行き」乗車、「松巌寺」下車後、「古満寿屋旅館」横の道を上り、左側

戸隠キャンプ場

妙高戸隠連山国立公園内にあるキャンプ場です。標高1,200mの絶景と6つのサイトが広がり、大自然に囲まれたワーケーションを堪能できます。電源やWi-Fiは一部のサイト(電源水道付サイト、プレミアムテントサイト、ログキャビン、コテージ)で利用可能。

レンタル用品や設備、子ども向けアクティビティが充実し、ペットの同伴もできます。会社やチームでのワーケーションのほか、家族旅行をかねた個人のワーケーションにもオススメです。

営業時間:9:00~17:00
営業期間:2022年4月23日(土)~11月4日(金)
休日:なし(悪天候等による休業あり)
利用料:4,000円~
詳細URL:https://www.togakusi.com/camp/

アクセス:
・長野市内から車約40分、または路線バス約1時間
・【車】最寄りインターチェンジ信濃町I.C
・【バス】長野駅よりアルピコバス「戸隠キャンプ場行」乗車、「戸隠キャンプ場」下車

まとめ

ワーケーションは働く従業員の心身がリフレッシュされ、ワークライフバランスを推進できる働き方の一つです。地域との交流や移住、休暇取得など導入の目的を明確にし、ワーケーションのメリットを最大限に享受しましょう。

長野県が提案する「信州リゾートテレワーク」をはじめ、長野市にはワーケーションにオススメの施設やコワーキングスペース、温泉施設が多数存在します。移住人気も高い長野県や長野市で求人をお探しの方は、ぜひジョブズゴーにご相談ください。

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この記事を書いた人

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