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長野県の平均年収は?全国との年収比較や給与が高い仕事も紹介
終身雇用制度が事実上崩壊し、転職はより身近で、一般的なものになりました。
これに拍車をかけたのが、新型コロナウイルス感染症拡大による働き方の多様化です。
会社がテレワークに切り替わったこと、仕事への価値観が変わったことなどをきっかけに、地方への移住で働く場所そのものを変えることを検討する人も増えています。
Iターン・Uターンを含め、長野県での転職を考えている人もいることでしょう。
ここでは、転職前に知っておきたい長野県の平均年収や、給料が良い仕事についてご紹介します。
長野県民は働き者が多い?
「長野県民は、自分を働き者だと自負している人が多い」という興味深い調査結果があります。
ソニー生命保険株式会社が全国の20~59歳の男女を対象に、性格や特徴に関する自己評価を聞いた「47都道府県別 生活意識調査2020」によれば、自身の性格を「働き者」とした男性の割合は、長野県が堂々の1位を獲得。また、男性、女性の両方に聞いた「自分は働き者だと思う」という項目でも、1位の香川県に続き、僅差で2位に長野県が食い込む結果となっています(兵庫県、沖縄県も同率2位)。
では果たして、県民の自覚は実際の状況に合致しているのでしょうか。
「平成27年国勢調査」を参考に長野県の数字を見ると、県全体の就業者は約105万人。これは、15歳以上人口の59.0%に上り、全国2位の数字です。全体の就業者数を男女別に見ると、男性は全国1位となる68.0%、女性は全国2位の50.6%。65歳以上でも28.7%で全国1位の就業率となり、全国的に見て非常に高い就業率であることがわかります。
元々、真面目で勤勉な県民性でもあり、性別を問わず、あらゆる世代の人が「自分は働き者だ」と誇りを持って働いている県だといえそうです。
長野県の平均年収は?
転職するにあたり、やはり気になるのが年収です。
厚生労働省が集計した「令和2年賃金構造基本統計調査」では、長野県の平均年収は下記のような結果が出ています。
<長野県の平均年収(2019年、男女計・賞与は除く)>
・全体の平均年収:340万円
・男性の平均年収:375万円
・女性の平均年収:295万円
※厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」(2019年7月)
全国の全体の平均年収である370万円は下回っていますが、長野県、福井県、石川県、富山県、新潟県からなる北信越地方では、富山県(345万)と僅差で、長野県は2位につけています(石川県も同率2位)。
賞与も含めた長野県の平均年収、年齢別では?
上記の平均年収では賞与を除いた数値でしたので、賞与を含めた数値でも確認してみましょう。
<長野県の平均年収(2019年、男女計・賞与を含む)>
・全体の平均年収:459万円
・男性の平均年収:513万円
・女性の平均年収:351万円
<年齢別の平均年収(2019年、男女計・賞与を含む)>
【男性】
・20歳の平均年収:257万円
・30歳の平均年収:412万円
・40歳の平均年収:511万円
・50歳の平均年収:600万円
・60歳の平均年収:522万円
長野県の男性の生涯年収:1億8985万2689円
【女性】
・20歳の平均年収:247万円
・30歳の平均年収:358万円
・40歳の平均年収:371万円
・50歳の平均年収:381万円
・60歳の平均年収:337万円
長野県の女性の生涯年収:1億3687万485円
ほかの都道府県と比べた、長野県の平均月収は?
続いても、厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査」をもとに、都道府県別の平均月収(男女計)について見ていきましょう。
<都道府県別の平均月収(2019年、男女計・賞与は除く)>
・全国平均:30万7,700円
・東京都:37万3,600円
・神奈川県:33万5,200円
・大阪府:32万400円
・愛知県:31万4,100円
・京都府:31万800円
・長野県:28万3,500円
※厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」(2019年7月)
長野県は、全国平均にわずかに及ばない金額でした。
また、平均月収の上位5都府県である東京都、神奈川県、大阪府、愛知県、京都府と比べると、特に東京とは大きな差があります。
ただ、家賃や物価などの生活にかかるコストの違いを考えると、長野県の平均月収は納得できる金額といえるでしょう。
長野で給与が高い産業は?
戦前の製糸工場を皮切りに、光学機器やバルブ製品、電子部品・デバイスなどの精密機械など、長く製造業が地域経済を牽引してきた長野県。
加えて、農業も盛んで、全国でも指折りの生産量である野菜、果物、花を中心に、幅広い作物が作られています。
そんな長野県では、どの産業の給与が高いのでしょうか。
長野県の統計情報を発信する「統計ステーションながの」の情報をもとに、産業別現金給与総額の状況(2019年1人平均月額)を表にまとめると以下のようになります。
■長野県の産業別現金給与総額(2019年)
産業 | 平均月額現金給与 | |
1位 | 情報通信業 | 46万3,504円 |
2位 | 建設業 | 46万103円 |
3位 | 製造業 | 39万8,455円 |
4位 | 医療、福祉 | 34万6,625円 |
5位 | 卸売業、小売業 | 22万3,269円 |
※長野県「統計ステーションながの」(2019年)
また、「令和2年賃金構造基本統計調査」に記載されている長野県内の産業大分類ごとの就業者の割合では、男性が従事している業種は製造業が最も高く、女性は医療・福祉に従事する人が高いことがわかります。
■長野県の男女別従事業種トップ3(2019年)
男性 | 女性 | |||
1位 | 製造業 | 25.1% | 医療、福祉 | 21% |
2位 | 卸売業、小売業 | 12.3% | 卸売業、小売業 | 16.2% |
3位 | 建設業 | 11.5% | 建設業 | 15.6% |
※厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」(2019年7月)
全国と長野県を比較してみると、長野県は「製造業」「農業・林業」「宿泊業・飲食サービス業」の3つの業種で働く人が多いこともわかります。
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ここまでは、長野県での転職を考えている方に向け、長野県の年収事情や就業状況を紹介してきました。
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また、平均年収が全国平均より高く、産業別では情報通信業、建築業、製造業の給与が高い傾向があるのが、おわかりいただけたと思います。
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